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膠原病 不安障害(その7)

強迫性障害はバカバカしい(もしくは不快な)考えやイメージが、意志に反して繰り返し頭に浮かんできて、止めようと思っても自分の意志ではどうにもできずに苦しむ病気です。
強迫性障害を見逃さないための5つの質問です。当てはまっていることはありませんか?
・手が痛くなるくらい、何度も手洗いを繰り返しますか?
・カギをかけたか、ガスの栓を締めたか、何度も同じことを確認しますか?
・馬鹿げていると分かっていても、頭の中に繰り返し起こってきて振り払うことのできない考えがありますか?
・1つ1つのことをやり終えるのに長い時間がかかりますか?
・順序正しいことや左右対称であることにとらわれていますか?


なぜ、強い恐怖を感じる出来事の後に、フラッシュバックや、感情の麻痺、過敏反応などが起きるのでしょうか?
フラッシュバック:強い恐怖体験をしたときに、脳の一部から交感神経を緊張させるような物質が多量に分泌され、記憶作用が高められるために起こるのではないかと仮説されています。失恋や、仕事の失敗などではこのような神経の高ぶりは認められないので、外傷後ストレス障害は、強い恐怖体験によって、脳(こころ)に刻みこまれた傷であると言えます。
麻痺:本人にとって、苦痛な出来事の記憶を意識の奥深くに閉じ込めてしまおうとするために生じる症状です。記憶を閉じ込めてしまうことで、一時的には楽になれますが、そうすることで体験の記憶やそれまで持っていた感情も一緒に閉じ込められ、無感情になってしまいます。
過敏反応:体験のときに生じた強い興奮による交感神経の緊張が、その後もずっと続いているために生じる症状です。興奮状態が事件後も長く続くことによって、いつも気持ちが張り詰めて、些細なことに反応したり、イライラしたり、夜も安心して眠れなくなるという問題をもたらすようになります。


「あの日の記憶が何度もよみがえる。男性が近づくだけで、からだが震える」
〔外傷後ストレス障害の患者さんの例〕
A子さんは仕事からの帰り道に見知らぬ男が近づいてきて、突然ナイフをA子さんの喉もとに突きつけ、A子さんのかばんから財布を奪いとりました。たまたま通りかかった人が大声をあげてくれたので、男はすぐに逃走しました。
しかし、約2週間後に実施された警察の現場検証をきっかけに、事件当時のフラッシュバックと悪夢を繰り返すようになりました。それ以降、症状はさらに悪化していき、男性が近くにいるだけでも体が震え、動悸がするようになりました。


不安が生まれる状況にあえて飛び込んで、刺激に身を曝す「曝露療法<エクスポージャー>」を行います。不安症状を生む状況にあえて飛び込む治療に際しては、唐突に刺激の強い状況に身を投じるのではなく、段階的な目標に沿って、徐々に身を慣らしていき、不安症状を改善していきます。SADの場合は、認知療法と行動療法をグループで行う「集団認知行動療法(CBGT)」も一般的に行われます。森田療法(森田正馬氏が1920年ごろ創始)では、不安や恐怖は自然な感情であり、よりよく生きたいという欲望と表裏一体のものと理解します。したがって不安は無理に排除しようとせずに「あるがまま」におき、不安の裏にある向上発展欲を生かして建設的な生活を営むことを目指します。そうすることによって症状へのとらわれから脱することができるのです。森田療法は入院治療が基本ですが、外来指導も行われています。



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