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不安障害 原因(その8)

診察時にはこのような点がポイントになります
・どんな時に不安を感じるのか
・どんな症状が現れるのか
・いつ頃から症状が現れてきたか
・症状は今までにどのように変化してきたか
・きっかけとなるような出来事はあったか
・学校や職場で気になることはどのようなことか
・家族構成や家庭環境
・これまでの学校生活や職業経験
・どんな性格か
・ほかの病気にかかっているか
・のんでいる薬はあるか・・・など
社会不安障害(SAD)の治療法には大きく二つ、薬を用いて治療する「薬物療法」と薬物を用いず心理的に治療する「精神療法」があります。二つの治療法は単独で行われたり、併用して行われます。いずれの治療法も専門医と相談の上、患者さん自身が納得して積極的に治療に参加することが大切です。薬物療法は不安感情を抑えることを目的とし、学校や職場を避ける等の回避行動を減らし、不安時の身体的症状の緩和を図ります。治療に用いる薬は以下の通りです。


まだ本人が心を開き、悩みを明かしてくれていない場合には、無理に医療機関へ連れて行くことは難しいでしょう。何の相談も対話もないのに、いきなり家族から「ちょっと悩んでいるみたいだから、お医者さんに診てもらったら」と言われれば、言った本人に悪気はなくとも、言われた方はひどく傷つき、悩みを深めてしまいます。
まず、患者さんの不安や恐怖に共感し、悩みを共有するところから始めましょう。
次に、相手の悩みが性格や生まれ持った性質の問題ではなく、脳内物質に関する機能異常による病気の可能性が高いと言われていることを教えてあげます。当サイト等を使い、人の不安感や興奮に作用する神経伝達物質(セロトニンやドーパミン等)の量のバランスが崩れて不安や恐怖を感じやすくなっていると考えられていることを説明し、専門医の治療により改善の望みがあることを理解させてあげてください。


予期不安の症状が強くなると、発作を恐れて外出できなくなったり、発作が起こったときにすぐに助けを求められないような場所やその場からすぐに逃げ出せない場所を避けるようになり、このような症状を「広場恐怖」と言います。
広場恐怖とは、「広場」を恐がるという意味ではなく、パニック発作を経験した人が“特定の場所や状況”を避けるようになることです。例えば
電車やバス(特に急行など停車間隔の長いもの)、人ごみ、地下道、高速道路、高架橋(車の運転の場合)、美容院、歯科、屋外などです。
広場恐怖の症状には軽いものから、重症のものまで様々な状態があり、重症になると日常生活は大きく障害されるようになります。


どんなケースで不安を感じ、その際にどのような症状が出てしまうのか、それが日常生活にどのような影響を与えているかどうか。精神科や神経科、心療内科では、このように患者さんの悩みを聞く中から、症状の特徴を見出し診断していきます。
場合によっては簡単なテスト等を行い、より確実な診断を下した後に患者さんと相談の上で、生活の質を高めていくために、治療方針を立てていくことになります。



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