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うつ ハルシオン 副作用(その10)

SSRIが他の抗うつ薬と大きく違うところは、くすりがうつ病と関係するセロトニン系にのみ作用することです。三環系や四環系の抗うつ薬は、くすりがうつ病とは関係のないところにも作用してしまうために、これが原因となって便秘や口が渇くなどからだに副作用が出ることがあります。うつ病は、ある程度の期間くすりの服用を続けなければいけないため、SSRIのような服用を中止しなければならないような副作用の少ないくすりは、服用しやすいという点ではよいでしょう。


うつ病の症状として「眠れない・・・」という睡眠の障害はよくあらわれるものです。急性期には特に強くあらわれ、寝つくことはできても、夜中に目が覚めたまま、1度目覚めてしまうと朝まで眠ることができずに悶々としているうちに朝がきてしまい、眠った気がせずにだるさが残っているという状態が続くことがよくあります。そのため、昼間に寝てしまい昼夜の生活が逆転してしまうケースがあります。急性期はこころの休息を最優先にして、「寝たいときに寝て、起きたいときに起きる」、「自分が楽と思えるやり方で過ごす」ことを目標にしていたため、これでよかったのですが、症状が安定してきた回復期では、少しずつ、朝は布団から出て、太陽の光をあびる。徐々に昼間は散歩に出るなどして活動を増やしてみる。そして、夜も遅くまで起きていないようにする、というように睡眠と覚醒のリズムを整えていきます。
ただし、睡眠がよくとれるようになっていたのに、また眠れなくなってきた・・・というときには、うつ病の状態がぶり返している可能性もあります。
睡眠の状態について少し意識しておくと、今の状態がよいか悪いかという目安にもなります。
睡眠と目覚めのリズム表を付けてみましょう!


「症状もよくなってきたので、仕事や家庭生活に復帰する準備を少しずつ始めましょう」と担当の医師に言われると、うつ病が治ったと思い、それまで続けていた治療をやめようと思う患者さんがいます。しかし、うつ病はぶり返しやすい病気であるため、回復期も急性期と同じくすりの量で、少なくとも半年間は治療を維持していくことが基本とされています。
「復帰する」という大きな変化に対応していくためには、それ以外のことは何も変えないようにすることが大切なのです。
生活が軌道に乗るまで、くすりが背中を押してくれると考え、今までどおりに医師の指示に従ってくすりの服用を続けてください。
また、故意にくすりをやめるつもりがなくても、仕事や家庭生活への復帰を始めると朝が忙しくなったり、昼は外に出ることが多くなるため、飲み忘れにも注意しましょう。


例えば、料理をつくってみようと思ったら、すべての料理を自分がつくりたくなるところですが、1品だけは自分でつくってみて、ほかは助けてもらったり、お総菜を買ってくる。
友達に会ってみようと思ったら、ゆっくり話したいから食事も一緒にしたいところですが、1時間以内のティータイムにする。



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