うつ 睡眠導入剤
うつ病は憂うつ感や無気力な状態が長期間回復せずに、日常生活に支障をきたすようになってしまう病気です。しかし、多くの人がこのようなうつ病の症状を気持ちの持ちようと考えてしまうようです。そして、そんなやる気の出ない状態に焦り、さらに無理をして症状を悪化させてしまいます。
また、復帰を目指して、つい1人でがんばりすぎてしまうと、せっかくふさがってきた“かさぶた”がとれて傷口が開いてしまうことがあります。
1回目の傷よりも、同じ場所を2回傷つけたときのほうが治りは悪くなり、何回か繰り返しているうちに跡が残り、もとどおりに治らなくなってしまうこともあります。
うつ病もこれと同じように、“かさぶた”の状態で無理をしたり、治療をやめてしまい、再発を繰り返していると、ちょっとしたストレスや問題でも状態が悪化して、治りにくくなってしまうことがあります。
そのため、症状がやわらいで調子がよい時期も、周りと相談しながら少しペースを抑え気味に進めていくことと、この時期も治療を続けることが重要です。
SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、現在世界中で使われている抗うつ薬です。セロトニントランスポーターに作用し、神経細胞と神経細胞の間でセロトニンの量を調整するように働きます。不安を抑える作用が強いので、抑うつ状態のほか、不安が強い患者さんにも用いられます。副作用は比較的少ないといわれていますが、飲み始めに、吐き気やむかつき、便秘、下痢などの消化器系の副作用があらわれることがあります。これらの症状の多くは1〜2週間で自然に消えますが、気になるときは医師に相談してください。
SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)は2000年に使用が認められた抗うつ薬で、脳内神経伝達物質であるセロトニンとノルアドレナリンの両方の調整を行うために、セロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害する作用があります。
三環系抗うつ薬は、“うつ病”を改善する効果をもつくすりですが、一方でセロトニン以外のアセチルコリンという神経伝達物質の働きを抑制してしまうため、抗コリン作用という便秘、排尿困難、口が渇くなどの副作用があらわれることがあります。
四環系抗うつ薬は、三環系抗うつ薬の副作用である抗コリン作用を少なくすることを目的として開発されたくすりです。
睡眠のリズムを整えていくためには、昼間に何か活動を行い、徐々に行動力を増やしていくことも大切になります。しかし、「昼間に何をやるか?」については、「無理矢理やる」、「誰かに言われたからやる」のではなく、「自分でやれそうだと思うこと」、「やってみたいと思うこと」から始めてみることが大切です。また、回復期の基本は、「やってみようと思うこと」の「半分くらい」からスタートしてみることです。
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