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うつの原因(その105)

SNRI:ミルナシプラン(トレドミンR)などの副作用としては以下のようなものがあります。排尿障害(おしっこが出にくい、おしっこが出すぎる、おしっこが我慢できないなど)が比較的多く、このほか、消化器系症状や頭痛、血圧上昇もみられています。


抗うつ薬は使用され始めてから、この40年の間に大きく進歩しています。主な抗うつ薬の種類には、三環系抗うつ薬、四環系抗うつ薬、SSRI、SNRIなどがあり、どの種類もうつ病の症状を改善しますが、中でもSSRIは、からだの中のうつ病に関係する部分のみにくすりが作用するため比較的副作用が少ないといわれています。


抗うつ薬を服用する際、もっとも大切なことは、医師の指示にきちんと従うことです。自己判断でくすりの量を調整したりくすりの服用を止めたりすることは、回復を遅らせたりうつ病を悪化させる原因になります。また、抗うつ薬は、熱を下げるくすりのように即効性のあるくすりではなく、2〜4週間のうちに徐々に効いてきます。したがって、服用を始めてすぐに効果が出ないからといって不安になる必要もありません。その効果があらわれる速度はゆっくりかもしれませんが、抗うつ薬は確実に脳内の神経伝達物質のバランスの乱れを調整しながらうつ病を改善していきます。


うつ病はこころとからだを活性化するセロトニンやノルアドレナリンといった脳内神経伝達物質の減少によって引き起こされると考えられています。
うつ病患者さんの場合は普通の人に比較して、神経伝達物質の量が少なくなっています。そのため、うつ病の治療ではくすりによって、神経伝達物質がもとの神経細胞に再び取り込まれるのを阻害して、神経伝達物質の量を正常に近い状態に戻します。
従来の抗うつ薬神経終末のセロトニンやノルアドレナリンを増やすことを目的として開発されたくすりですが、セロトニンやノルアドレナリン以外にも作用するため、くすりの副作用が比較的現れやすいといわれています。主な副作用は、口渇、便秘、排尿困難、眠気などです。



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