box

うつと漢方(その2)

病医院での診察から治療までの流れは普段風邪などで病医院へ行ったときと同じで、十分な問診を行ったあと、くすりによる治療が行われるようになります。主な問診の内容は、「どんな症状があるのか」、「いつごろからそのような症状が出るようになったのか」、「大きな環境の変化などはなかったか」などの話しを聞きながらうつ病になるまでの原因を探していきます。治るまでにある程度の時間はかかりますが、うつ病は早期発見と適切な治療を受ければ治る病気です。うつ病が「病気」であることを理解して、焦らずじっくり治療に取り組むことが大切です。


SNRI:ミルナシプラン(トレドミンR)などの副作用としては以下のようなものがあります。排尿障害(おしっこが出にくい、おしっこが出すぎる、おしっこが我慢できないなど)が比較的多く、このほか、消化器系症状や頭痛、血圧上昇もみられています。


うつ病の回復期とは、急性期の治療によって最もつらい症状がやわらぎ、症状が安定してくる時期です。こころと脳の休息が重要であった急性期から、社会復帰に向けたリハビリに移り、睡眠のリズムを整え、図書館に通ったり、「やってみたい」と思えることを徐々にやってみて、少しずつ昼間に活動する時間を増やしていきます。一方、症状がやわらぐと、つい「早く復帰しなくては」という気持ちが先に立って、無理をしてしまいがちです。「今の状態がどうか」ということを確認した上で、「次は何をやるのか」という目標を定めていくことが重要です。
また、急性期に起こる「うつ病の悪循環」が、どのようにして起こっていたのか担当の医師と一緒に整理をしておきましょう。そして、今回、うつ病になった当時のことを振り返り、「ストレスになる出来事が重なる」、「周囲のサポートが不足」という状況が起こっていなかったかを確認しておきます。その結果をもとに、また同じような「悪循環」にはまり込まずに、「うつ病の再発」を避けるには、どうすればよいかを考えておくことも大切です。


医師の指示に従って、症状がよくなってもしばらくの間はくすりの服用を続けてください。
症状がよくなると、医師の指示がないのに勝手にくすりの服用をやめてしまう患者さんがいます。しかし、それはくすりによって症状が抑えられているだけなので、勝手にくすりの服用をやめると症状が再び悪くなることもあります。そして、このような繰り返しはうつ病を長引かせる原因にもなります。そのため、症状がよくなってもくすりは医師の指示に従って服用を続けてください。しかし、本当に症状がよくなればくすりの量は徐々に減り、まったく服用しなくてもよくなるので安心してください。
周囲の人はくすりをやめさせないでください。
うつ病をよく理解していない周囲の人が、くせになることを恐れたり、くすりに頼ることは甘えていることだと考えて、患者さんがくすりをのむことを否定し、やめさせようとするケースがよくあります。しかし、うつ病の患者さんに起こっている脳内神経伝達物質のバランスの乱れをくすりで調節しなければうつ病は治りません。また、抗うつ薬には常習性や習慣性はありませんのでこのようなことは絶対にやめてください。



おすすめクリニック

  • 顕メンタルクリニック

    JR中央線、京王線/高尾駅徒歩7分●土日も診療可●

    TEL : 042-663-7613

    住所 : 〒 193-0941 東京都八王子市狭間町1682−5

    URL : http://www7b.biglobe.ne.jp/~nagoyaka/

  • 医療法人勉仁会中垣病院

    ◆精神科◆心療内科◆内科◆矯正歯科

    TEL : 011-682-3011

    住所 : 〒 006-0041 北海道札幌市手稲区金山1条2丁目1−6

    URL : http://www.nakagaki-hp.or.jp/glpfil/glp_

box